寒い中ご近所夜ガサ
12月ともなると、わしのいるところでは朝の気温が-10度を下回るときがぼちぼち出てきた。こんな季節、完全防水&防寒で超あったかい&ひじくらいまである長手袋はないものかといつも思うのだが、そんな製品には出会えず、仕方なしに軍手の上に台所用奥様ゴム手袋をはめて川でガサガサしている。
先日も仕事が遅くなった帰りに川に行ってガサガサしてきた。寒いのに何してるんだろうねわし。ちなみにそのときの気温は-5度くらい。網を水面から上にあげてしばらくすると、網がその形に固まってしまう状況。動かないと体が寒い。動けば寒くなくなるけど、軍手&ゴム手袋でも水の冷たさが伝わり、しかもその水が手袋の上で凍るものだから指がしもやけになってしまう。それでしばらく指を動かさないで血行の回復を待つ。すると今度は体が寒くなってくる。これを繰り返すわけだが本業でもないのにそこまでして本当に何してるんだろうねわし。
それでも安全第一でやっております。夜ガサにおいて安全確保は絶対守らなければならない条件だからな。行った場所もわしの家の前を流れる조종천(ジョージョンチョン 朝宗川)の、いつも行く場所からちょっとだけ上流地点。
참마자(チャムマジャ 和名ズナガニゴイ Hemibarbus longirostris)は特に冬の夜は"目"で区別できる。なんというか光っているというか特有の屈折をしているというか。
피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)の一発芸。
쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)。冬になるにつれて、쉬리は体色が黒ずんでいく。虹色や黄色の縦帯も薄れていくが、それでも金色の一条の縦帯だけはキラキラだ。
납자루(ナプジャールー 和名ヤリタナゴ Acheilognathus lanceolatus → Tanakia lanceolata)。今までタナゴ類の中でもあまり眼中になかったのだけど、最近事務所で飼っているこいつのオスがなかなか渋い色になっていて、ちょっと見直した。こいつは網にかかるとあっという間に色褪せるのかも。
まあまあの大きさの꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)がとれた。早瀬地帯で必ず꺽지に出会えるのだから、うちの前の川は꺽지の豊富な川と言えるかもしれない。
かわいらしいサイズの대륙종개(デェーリュクジョンゲェ 大陸條鰍 和名不明 continental stone loach = タイリクフクドジョウ? Orthrias nudus)。
ここまでやって、やっぱり寒いのでこれにて撤収。
先日も仕事が遅くなった帰りに川に行ってガサガサしてきた。寒いのに何してるんだろうねわし。ちなみにそのときの気温は-5度くらい。網を水面から上にあげてしばらくすると、網がその形に固まってしまう状況。動かないと体が寒い。動けば寒くなくなるけど、軍手&ゴム手袋でも水の冷たさが伝わり、しかもその水が手袋の上で凍るものだから指がしもやけになってしまう。それでしばらく指を動かさないで血行の回復を待つ。すると今度は体が寒くなってくる。これを繰り返すわけだが本業でもないのにそこまでして本当に何してるんだろうねわし。
それでも安全第一でやっております。夜ガサにおいて安全確保は絶対守らなければならない条件だからな。行った場所もわしの家の前を流れる조종천(ジョージョンチョン 朝宗川)の、いつも行く場所からちょっとだけ上流地点。
참마자(チャムマジャ 和名ズナガニゴイ Hemibarbus longirostris)は特に冬の夜は"目"で区別できる。なんというか光っているというか特有の屈折をしているというか。
피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)の一発芸。
쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)。冬になるにつれて、쉬리は体色が黒ずんでいく。虹色や黄色の縦帯も薄れていくが、それでも金色の一条の縦帯だけはキラキラだ。
납자루(ナプジャールー 和名ヤリタナゴ Acheilognathus lanceolatus → Tanakia lanceolata)。今までタナゴ類の中でもあまり眼中になかったのだけど、最近事務所で飼っているこいつのオスがなかなか渋い色になっていて、ちょっと見直した。こいつは網にかかるとあっという間に色褪せるのかも。
まあまあの大きさの꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)がとれた。早瀬地帯で必ず꺽지に出会えるのだから、うちの前の川は꺽지の豊富な川と言えるかもしれない。
かわいらしいサイズの대륙종개(デェーリュクジョンゲェ 大陸條鰍 和名不明 continental stone loach = タイリクフクドジョウ? Orthrias nudus)。
ここまでやって、やっぱり寒いのでこれにて撤収。
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コメント
No title
アキミツさん,韓国のオイカワ(雌や幼魚)は鼻が赤いですか?
実は最近,友人とオイカワの話をしていて,関東のは鼻先が赤くないのがいるという話になりました.
そして,熊本当たりにいる個体はかなり赤いらしく,韓国ではどうかなぁと思いまして.
それを調べている研究者もいるらしく,近いうちに何か結論が出るかもしれません.
あと,ヤリタナゴの学名は韓国ではAcheilognathusとTanakiaどちらが一般的ですか?
アブラボテに似ているチョウセンボテとかもTanakiaは使われていませんよね.
このあたりは統一して欲しいですね.
日韓の研究者が協力しないと難しいでしょうね.
実は最近,友人とオイカワの話をしていて,関東のは鼻先が赤くないのがいるという話になりました.
そして,熊本当たりにいる個体はかなり赤いらしく,韓国ではどうかなぁと思いまして.
それを調べている研究者もいるらしく,近いうちに何か結論が出るかもしれません.
あと,ヤリタナゴの学名は韓国ではAcheilognathusとTanakiaどちらが一般的ですか?
アブラボテに似ているチョウセンボテとかもTanakiaは使われていませんよね.
このあたりは統一して欲しいですね.
日韓の研究者が協力しないと難しいでしょうね.
No title
マイナス5℃ですかヒェ~ 寒いですね~
私も昨日川に行ったのですが、さすがに寒くなってきましたね。
とは言っても韓国に比べればポカポカなんでしょうが・・・。
私も昨日川に行ったのですが、さすがに寒くなってきましたね。
とは言っても韓国に比べればポカポカなんでしょうが・・・。
Re: No title
らいあます様コメント有難うございます。
> アキミツさん,韓国のオイカワ(雌や幼魚)は鼻が赤いですか?
今、家に数匹、コウライオヤニラミ用のエサとしてオイカワの幼魚がいますので見てみました。
家の前の川でとれたオイカワですが、確かに鼻が赤くなっていますね。
今後、別の採集地でとれたオイカワも注意して見てみましょうか。
> あと,ヤリタナゴの学名は韓国ではAcheilognathusとTanakiaどちらが一般的ですか?
> アブラボテに似ているチョウセンボテとかもTanakiaは使われていませんよね.
> このあたりは統一して欲しいですね.
> 日韓の研究者が協力しないと難しいでしょうね.
韓国全体としては、今のところまだAcheilognathusのほうが多いですが、時代の流れに敏感なところではTanakiaを使っているところが普通に見られるようになりました。
今回師匠が「Tanakiaでいく!」と宣言するできごとがあって、それでこちらもAcheilognathus→Tanakiaという書き方をしてみました。
> アキミツさん,韓国のオイカワ(雌や幼魚)は鼻が赤いですか?
今、家に数匹、コウライオヤニラミ用のエサとしてオイカワの幼魚がいますので見てみました。
家の前の川でとれたオイカワですが、確かに鼻が赤くなっていますね。
今後、別の採集地でとれたオイカワも注意して見てみましょうか。
> あと,ヤリタナゴの学名は韓国ではAcheilognathusとTanakiaどちらが一般的ですか?
> アブラボテに似ているチョウセンボテとかもTanakiaは使われていませんよね.
> このあたりは統一して欲しいですね.
> 日韓の研究者が協力しないと難しいでしょうね.
韓国全体としては、今のところまだAcheilognathusのほうが多いですが、時代の流れに敏感なところではTanakiaを使っているところが普通に見られるようになりました。
今回師匠が「Tanakiaでいく!」と宣言するできごとがあって、それでこちらもAcheilognathus→Tanakiaという書き方をしてみました。
Re: No title
アヤヨシ様
コメント有難うございます。
> 私も昨日川に行ったのですが、さすがに寒くなってきましたね。
> とは言っても韓国に比べればポカポカなんでしょうが・・・。
川に入るのは安全と健康が第一ですね。この冬、「川に行ったから病気にかかったんだ」なんて言われないように心がけたいです。^^;;
コメント有難うございます。
> 私も昨日川に行ったのですが、さすがに寒くなってきましたね。
> とは言っても韓国に比べればポカポカなんでしょうが・・・。
川に入るのは安全と健康が第一ですね。この冬、「川に行ったから病気にかかったんだ」なんて言われないように心がけたいです。^^;;
No title
ご近所夜ガサも大変そうですね。
참마자も납자루もコウライオヤニラミも呆れ顔で「この寒いのに、よ~やるわ。」と言ってるようですよ。
こちらも寒くなって来まして、川端に踞るのにも肩腰が凝って難儀をしていますが、シロヒレやヤリタナゴなどの少し色付いたのを手にしますと、自ずと頬が緩みますねぇ。
참마자も납자루もコウライオヤニラミも呆れ顔で「この寒いのに、よ~やるわ。」と言ってるようですよ。
こちらも寒くなって来まして、川端に踞るのにも肩腰が凝って難儀をしていますが、シロヒレやヤリタナゴなどの少し色付いたのを手にしますと、自ずと頬が緩みますねぇ。
No title
さっきの投稿は私です。ゴメンナサイ
Re: No title
井上様
コメント有難うございます。
> 참마자も납자루もコウライオヤニラミも呆れ顔で「この寒いのに、よ~やるわ。」と言ってるようですよ。
いやまったくその通りです。これ以降、週末で帰りが遅くなる日はいつも気温が低くて(-10度とか-14度とか)、天から「もう夜はガサガサするな」と言われているようでありますよ。
> こちらも寒くなって来まして、川端に踞るのにも肩腰が凝って難儀をしていますが、シロヒレやヤリタナゴなどの少し色付いたのを手にしますと、自ずと頬が緩みますねぇ。
場景が目に浮かぶようです。「寒いけど井上さんにゃ挨拶しとかねば」と釣られてくれるのでしょうかね。
コメント有難うございます。
> 참마자も납자루もコウライオヤニラミも呆れ顔で「この寒いのに、よ~やるわ。」と言ってるようですよ。
いやまったくその通りです。これ以降、週末で帰りが遅くなる日はいつも気温が低くて(-10度とか-14度とか)、天から「もう夜はガサガサするな」と言われているようでありますよ。
> こちらも寒くなって来まして、川端に踞るのにも肩腰が凝って難儀をしていますが、シロヒレやヤリタナゴなどの少し色付いたのを手にしますと、自ずと頬が緩みますねぇ。
場景が目に浮かぶようです。「寒いけど井上さんにゃ挨拶しとかねば」と釣られてくれるのでしょうかね。