近況のご報告 日韓ちゃんぽん的追記

前回の重い内容を引きずって申し訳ないのですが、日韓ちゃんぽん的な内容についてちょっと追記しようと思う。


まず、5月に台所のリフォームと固定式の洋服・布団タンスの導入をした際、처제(チョジェ 妻の妹)の強力なプッシュで娘の部屋をつくった。その部屋はそれまでは服の保管場所&本棚&水槽の部屋となっており、わしの憩いの場所だったのだけど、台所やタンスについても처제が関わっていることもあり、荷物整理も兼ねて部屋の大々的な模様替えとなった。
で、その部屋にあった水槽はどうなったかというと、ベランダに行くことになってしまった。(;_;)
ベランダのスペースの関係上、4つあった水槽を一つ減らさざるを得なかったのはまぁ仕方ないとして、夏暑く冬寒いベランダに魚たちが耐えられるかどうかが心配だった。
結論から言うと、11月に入って気温がガクンと落ちて、我が家のデルヘッジ様が★になった。暑い夏はしっかり乗り越えてくれたのだけど、ヒーター導入もむなしく、恐らくは처제の第2子が生まれた日に逝ってしまった。生ゴミとして出さねばならないので包丁を入れざるを得なかったのだが、いやはやなんという鱗。はがれないどころか、包丁のほうが刃こぼれしそう。皮もすごく固くて刃が入りませんわ。どうにかこうにかさばいた結果、我が家のデルヘッジ様はメスであったことが判明した。黒光りする卵が腹の中にぎっしり入っていた。


あと、
>毎年いつもやっているような感じで過ごした
今回はどうしようかなと思ったけれど、ついガサガサしてきた。
義理の兄弟たちに「今回も行くよな?」と言われてしまっては、こりゃ行くしかないでしょ。
成果としては本当に今一つだったのだけど、写真も撮ってきたので一応のちほど公開予定。
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一時帰国しました

5月末に一時帰国した。,
一番の目的は運転免許の更新。2番目はかばんの購入。それと、現在の我が家に必要なものの調達。
飛行機はLCCの激安便が一杯で、LCCの普通便も普通の航空会社の便もそれほど値段が変わらなかったため、今回は日本航空の金浦⇔羽田便を利用した。


初日(日曜日)。ちょっと早めに金浦空港に到着できるように出発したのだが、金浦空港で「駐車スペースがない」という事態に巻き込まれた。朝割りと早い時刻にも関わらず、駐車場は満杯。駐車場から車が出るのを待って、新しい車を入れるとの事。仕方なく駐車場入口ゲートの前で待つ羽目に。わしの車の後ろに10台以上の車が並んだが、途中の車はしびれを切らして他の場所に行ってしまうこともあったが、ゲートの一番前にいるわしとしては抜けるわけにもいかず。結局30分くらい待って駐車場に入ることが出来た。

金浦空港にて第2の目的である「かばんの購入」をした。わしは出勤用のかばんとして昔からSamsoniteのかばんを使っていて、今回もSamsoniteでバックパックを買うことに決めていた。問題はそれがどこで買えば一番安く買えるかだったのだが、金浦空港の免税店で交渉してみた結果、「免税価格からさらに割引」と言うことになったので、即決で購入。韓国の国内価格、日本の国内価格、免税価格をあらかじめ調べておいたので、まぁこの価格なら良いだろうと、購入してすぐに手荷物をこのバックパックに詰めた。

羽田空港に到着すると、入国手続きは比較的スムーズに済んだが(それにしてもずいぶん歩くねこの空港は)、荷物の受け取りが20分待ちなんて表示が出ていたものだから、荷物を待つ時間を利用して家族に連絡。ところが電話をしているうちに20分待ちが10分になり5分になり、連絡が終わってすぐに荷物が出始めた。でもってわしの荷物も比較的早く出てきた。

空港の到着出口には弟夫婦が待っていた。休みがうまい具合に合って、弟夫婦の家から我が実家まで行く途中に羽田空港があるため、快く立ち寄ってくれたと言うわけだ。弟夫婦への連絡は両親がしてくれたのだが、もし一人で空港から実家へ行くことになった場合は、京浜急行を利用して、地下駅になった大鳥居駅とか地上から離れた京急蒲田駅とかを堪能し、品川始発の常磐線に乗って、上野東京ラインを堪能しつつ実家に行こうと考えていた。
弟はわしのバックパックを見るなり「これ、自分も狙っていた」と言い出した。そこで価格を話して、やはりこの商品は免税店で買うのが安いということになった。
車の中で弟夫婦と世間話とかオタク話とかをしながらも1時間ほどで実家到着。首都高走ってリッター25キロって、さすがプリウスだな。
実家に到着するや否や、置きっぱなしの漫画類をどうにかしろと両親に言われる弟。見るとその中にはわしの所有物だったものもあったりして。「(わし)持っててもしょうがないから、まんだらけにでも持って行ってくれ」「(弟)最近行く暇ないんだけど」なんて会話をした。で、最終的に弟は紙バッグひとつ分くらい持って帰ることにしたようだが、秘蔵のVHDやレーザーディスクは「まだ寝かせる」とのこと。


翌日(月曜日)は朝から運転免許試験センター。その後は家族でショッピング。そのショッピングをしている最中に、建物がミシッという音を立てた。日本は地震があるのだなと改めて実感。


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順天郷(スンチョニャン)大学行ってきた

先日、忠南牙山(アサン)市にある순천향(スンチョニャン 順天郷)大学に行ってきた。

事のいきさつはこうだ。
おいかわ丸博士がカマツカ亜科の産卵行動について広く研究をされていて、韓国に住む魚の産卵行動にも興味をもたれ、わしのところに問い合わせがあった。
韓国のカマツカ亜科といえば、非常に粘りっこい卵を産む쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)とか、ムギツク同様詫卵をする감돌고기(カムトルコギ 和名クロムギツク Pseudopungtungia nigra)、詫卵をすることもあるが別にしなくてもいい가는돌고기(カヌントルコギ 和名ホソムギツク Pseudopungtungia tenuicorpa)、産卵後メスが産卵塔をつくる어름치(オルムチ 和名ヤガタニゴイ Hemibarbus mylodon)など、なかなか面白い産卵行動をするものたちがいるわけだが、ドジョウカマツカ(Gobiobotia)属なんて日本には未知の世界の魚もいる。
そこで、韓国の魚の産卵行動に詳しそうな方がいないかと思ったところ、以前達人の館に行った際に、順天郷大学の博士と食事を共にしたことを思い出した。
その方は、朴博士。京都議定書に基づく生態環境保全政策の一環として、環境部(日本の環境庁にあたる)と手を組んで韓国の絶滅危惧魚種の養殖と復元をされていた。

さて、御蔭様でその方と連絡をとることに成功。朴博士がオンラインで送ってくださった資料は実に興味深く、おいかわ丸博士の求める資料と完璧に合致していたかどうかは分からない(申し訳ありませぬ)が、わしとしては本当に驚きの連続だった。
そして朴博士いわく、「水槽での産卵を撮ったビデオがあるのだけど、容量が大きすぎてメールで送れないな」
むむう、それは見てみたい。というわけで、挨拶がてら忠南牙山まで映像資料をいただきに行くことにした。

ここのところ忙しかったこともあり、車ではなくて電車&KTXで천안아산(온양온천)(チョナンアサン オニャンオンチョン 天安牙山(温陽温泉))駅へ。長ったらしいがこれが駅の正式名称なのだから仕方ない。ソウル駅ではKTX出発4分前にどうにかこうにかチケットを買って(列が並んでいるところを事情を話して先頭で買わせてもらった)、天安牙山(温陽温泉)駅で朴博士と合流。朴博士の車で大学へ。

大学の写真を撮るのを忘れた。どんな建物があるかは画像検索でもしてくだされ。


朴博士夫婦。ちなみに奥様も大学院卒で経営コンサルタントもされる才女でいらっしゃる。

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2015年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

2014年の11月・12月は、ろくに記事も書くことが出来ず申し訳ございません。

2014年は、自分の周りでは「今までに対するなんらかの結果が出て、新しいステージへ進む節目の年」となっていたように思います。
それは、気分の良い結果もありますが、必ずしも気分の良い結果ばかりというわけにはいかず、厳しい結果となったものもあるように思います。
自分も今、気分の良い結果と厳しい結果を抱えながら、始まったばかりのネクストステージをたどたどしい足どりで歩んでいるような感じです。


気分の良い結果と言えば、2014年、ついに自分の名前が論文に掲載されました。
自分が論文を執筆して、それが認められたのなら、それはとてもすごいことなのですが、残念ながら自分は研究職への道から外れてしまった身。今から大学に行って勉強し直すには時間的にも経済的にも年齢的にも困難になってしまった状況です。しかしながら、こんな自分にもできることがあります。それは採集を手伝う事。それで、スペシャルサンクスというかたちで名前が載りました。

ひとつは師匠の論文。
「Pseudo but actually genuine: Rhodeus pseudosericeus provides insight into the phylogeographic history of the Amur bitterling」というタイトル。한강납줄개(ハンガンナプジュルゲェ 漢江납줄개 和名ニセヨーロッパタナゴ Rhodeus pseudosericeus)に関する論文です。
師匠と自分と한강납줄개に関する因縁は、おおよそこちらに書いてある通り。でもって論文の内容はというと、こちらで師匠が한강납줄개について語ったのをまとめたものとなります。

もうひとつは台湾の方の論文。
「Phylogenetic relationships of Acheilognathidae (Cypriniformes: Cyprinoidea) as revealed from evidence of both nuclear and mitochondrial gene sequence variation: Evidence for necessary taxonomic revision in the family and the identification of cryptic species」というタイトル。
ちょっとした紆余曲折がありましたが、つまるところ、この台湾の方から依頼を受けて、自分がいくつかの種類の韓国タナゴを採集して、それをソウル大学に持ち込み、そこで遺伝子解析がされて、そのデータが台湾の方のところへと渡ったのであります。こんな自分でも旧帝大卒ですので、同じ旧帝大であるソウル大を初めて訪れる事ができ、心躍りました。
といってもこの出来事は2014年ではありませんが。時期的にはやはりこちらの記事を書いた頃となります。しかしながら、採集をお手伝いした事がこのようにきちんとした結果を結ぶことができて、自分も嬉しい限りです。
時間と経済と事情が赦すならば、一度台湾を訪れてみたいものです。もっとも、自分の興味は台灣石鮒(タイワンタナゴ Tanakia himantegus)というよりはどちらかというとタニノボリとかGobiobotiaとかのほうですが!!


さて、今年2015年は、申し訳ありませんが以前にも増して更新頻度が落ちるかもしれません。
自分としては韓国での魚採集を続けていきたいし、まだ出会っていない魚たちと出会うために遠征に行きたいとも思っているのですが、自分以外の様々な事情からそれがなかなか叶わなくなる可能性があります。今シーズンは冬の到来がとても早く、11月中旬にして真冬日を迎えてしまったりして、採集が全然出来ていないこともブログ更新が途絶えた原因のひとつであります。

今年早々にブログ修正をやっておかねばならないことがあります。
まずは、師匠とそのカフェ(インターネット同好会のようなもの)メンバーにより、칼납자루(カルラプジャールー 和名コウライボテ Acheilognathus koreensis → Tanakia koreensis)の洛東江水系に生息する個体群がついに新種認定されましたので、その辺をまとめたり、こちらとかこちらとかを修正せねばなりませぬ。この辺の記事も、「きっちり修正入れといてな」と言われているような気がするし。

それから、旧日韓ちゃんぽん記事のサルベージも残っています。ちゃんと写真も高解像度にてあげなおします。


本格的な採集は、やはり暖かくなって花が咲き出してからということになるかと思いますが、どうか末永く「日韓ちゃんぽん」をよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

江原道高城ガサガサ

前回の続き。


この写真をご覧になっても、葦が水に浸かっているとおり、この川もやはり雪解け増水していた。
しかしながら、その前に行った川よりは増水の状態が随分穏やかなようだったので、この川ならもうちょっと上流に行けばガサガサしやすいのではないかと思い、この川の上流に行ってみた。

そして着いた場所が川の流れにして3キロほど上流の、こんな場所。


この場所に至るまでに、堰が5つある。今思えば、この中間くらいのところでもガサガサして置けばよかったかなとも思うが、まぁ後の祭り。
この場所は比較的ガサガサしやすかったが、結論を先に書くと、もっといろんな魚種に出会いたかったなと思った。

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tag : 嶺東水系

プロフィール

アキミツ

Author:アキミツ
97年から韓国に住んでいます。妻は韓国人、子供たちは二重国籍です。
韓国の田舎で野良仕事からサーバー管理まで仕事をしつつ、ときどき川に行ってはガサガサして魚をとってます。

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