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装備のほうが駄目だった

前回の続き。

行った所がなんか早瀬の部分以外では魚が網にかからない状態だったので、こりゃだめだとそうそうに引き上げた……ことは前回の最後に書いた。

まだまだ時間があったので、何箇所か衛星写真を見ながら目をつけていた場所のうち、別な場所に行ってみることにした。
20110613135802.jpg
選んでみた場所はこんなところ。同じ섬강(ソムガン 蟾江)のちょっと上流。魚影が見える。まぁどうせ피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)だろうけどな。

 
川に入ってみると、水温はやはり高い。水質も先ほどのところとそんなに変わらない。流れがなくなったところや早瀬の水が渦を巻いているところなどでは水面にぶくぶく泡が立っている。


꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)
おほー。いるいる。ここでも꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)が網にかかるよ。(ΦωΦ)

꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)
そして、前回ではどうして出てこなかったのだろうと思うくらい、早瀬では出てきて当たり前の꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)。

돌고기(トルコギ 和名ムギツク Pungtungia herzi)
そして、꺽지あるところ돌고기(トルコギ 和名ムギツク Pungtungia herzi)あり。というか割とどこにでもよくいるから魚相の指標にならぬ奴。

피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)
魚相の指標にならないといえば피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)。上から見えていた魚影はやはりこいつだった。

새코미꾸리(セコミックリ 和名ハナジロドジョウ Koreocobitis rotundicaudata)
そして早瀬の前後で石がごろごろしているところに住むといえば새코미꾸리(セコミックリ 和名ハナジロドジョウ Koreocobitis rotundicaudata)。そんなバカなドジョウは砂底や泥底に棲むものだと言われてもKoreocobitisはこうなんだから仕方がない。

배가사리(ベガサリ 和名ホタテコブクロカマツカ Microphysogobio longidorsalis)
そしてまた前回ではどうして出てこなかったのだろうと思うくらい早瀬では出てきて当たり前の배가사리(ベガサリ 和名ホタテコブクロカマツカ Microphysogobio longidorsalis)。ただしこいつが出現するのは漢江水系限定だ。

쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)
もちろん쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)が出てこなければさびしいな。当然網にかかる。

동사리(ドンサリ 和名コウライドンコ Odontobutis platycephala)
実は今回この場所で出会えてちょっと嬉しかったのがこれ。동사리(ドンサリ 和名コウライドンコ Odontobutis platycephala)。たかがドンコなれど、わしが行くところで出会うドンコは殆ど얼룩동사리(オルルクドンサリ 和名セマダラドンコ Odontobutis interrupta)で。
同定の決め手は、黒いぶっといラインが背ビレと平行な線で「切れていない」こと。얼룩동사리の写真については、前々回のこちらを参照していただければと思う。

この程度の魚に出会ったところで、装備に問題発生。まずウェーダーに穴が開いて水が浸入し、中がたっぽんたっぽんになってしまった。穴は足だけにとどまらず股下も破れたようで、パンツまでもぬれてしまった。さらに採集の要である족대(ジョクデェ 大陸式のサデ網)の竹が「折れた」。使っていて下の部分が「割れる」のは分かるがバランスを失った関係で踏んづけて折ってしまったのではなく竹の劣化で「折れた」のは初めてだ。なんたる不良品。でも日本円にすると500円くらいにしかならない品だからな。
そうこうしているうちに水の浸入で足の内部の摩擦力が上昇し、その関係で「まめ」ができてしまった。
そんなわけで採集はここで断念して撮影タイム。

배가사리(ベガサリ 和名ホタテコブクロカマツカ Microphysogobio longidorsalis)
배가사리(ベガサリ 和名ホタテコブクロカマツカ Microphysogobio longidorsalis)。婚姻色は出ていないが배가사리らしい個体だ。

돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)
こちらは돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)。側線に沿ったラインは地図の鉄道模様。へこんだ三角形の背ビレ。胸ビレや背ビレに斑点なしと、実にオーソドックスな形態的特長の돌마자だ。

동사리(ドンサリ 和名コウライドンコ Odontobutis platycephala)
동사리(ドンサリ 和名コウライドンコ Odontobutis platycephala)を川に返すときにワンカット。こうして上から見ると둑중개(ドゥクジュンゲェ 和名キビレカジカ 黄鰭鰍 Cottus koreanus)っぽく見えるなと思いつつ、でもやはりキリリとした目のカジカと違ってドンコは悪役顔だし。


時間的にはもう1箇所行けたと思うのだが、装備がもう駄目なのでこれでおしまい。こと網に関しては、「一番いいのを頼む」と破れ知らず折れ知らずに数年間使える網をどこかで注文できないものかと思う次第。

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tag : Gobiobotia

コメント

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No title

こんにちは。 
この度は、납자루類は御休みですね。はい、我慢しますよ。

ウェーダーに穴が開いて・・・、족대の竹が折れたなんて、とんだ災難でした。
でも、夏で良かった好かった。お疲れ様です。

確か・・・、昨年の事でしたか、관촌辺りで達人さんが奥さん(らしくない女性)と
一緒に(仲良く)使ってた大型족대が丈夫そうでしたよ。
あれは沢山捕れそうだけど、オーダーメードかなぁ。

Re: No title

井上様
コメント有難うございます。

> この度は、납자루類は御休みですね。はい、我慢しますよ。

このときに連れ帰ったタナゴの赤ちゃんたちがだんだん大きくなってきました。
もうそろそろ同定できそうな感じです。マクロ撮影して側線や分岐軟条を数えたりしてみようかと考えています。


> 確か・・・、昨年の事でしたか、관촌辺りで達人さんが奥さん(らしくない女性)と
> 一緒に(仲良く)使ってた大型족대が丈夫そうでしたよ。
> あれは沢山捕れそうだけど、オーダーメードかなぁ。

あれは自分で作ったと仰っていましたね。
優秀な素材が手に入って、制作方法が分かれば、自分にも作れるでしょうか……。
プロフィール

アキミツ

Author:アキミツ
97年から韓国に住んでいます。妻は韓国人、子供たちは二重国籍です。
韓国の田舎で野良仕事からサーバー管理まで仕事をしつつ、ときどき川に行ってはガサガサして魚をとってます。

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