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奇跡の天気は神の采配!夏休みガサガサ プロローグ

職場も夏休みとなり、7月25日~27日にかけて、漢江水系を中心としたガサガサ紀行を行った。
行った場所はだいたい4箇所。内訳はこんな感じ。

25日:
第1採集地点:京畿道 始興市 物旺洞 (キョンギド シフンシ ムルワンドン)~보통천(ボトンチョン)周辺
第2採集地点:京畿道 驪州郡 驪州邑 (キョンギド ヨジュグン ヨジュウプ)~금당천(クムダンチョン 金塘川)

26日:
第3採集地点:江原道 原州市 文幕邑 (カンウォンド ウォンジュシ ムンマクウプ)~섬강(ソムガン 蟾江)
第4採集地点:江原道 平昌郡 珍富面 (カンウォンド ピョンチャングン ジンブミョン)~오대천(オーデーチョン 五台川)

ちなみに27日は帰ってくるだけな。

同伴者は家族……と言いたい所だがさにあらず。長男は習い事、次男は어린이집(オリニチブ 保育園のようなもの)で抜けられない関係で家族には申し訳ないがちょっと楽しませていただいた。

今回はなんと、日本から韓国の魚を見に来られた方が2名いらっしゃる!
まずは「湿地帯中毒」のおいかわ丸さん。九州にて活躍されている、黒く焼けた肌のナイスガイだ。
そしてもうひとりは、「Koji Tominaga's Website」にて活躍されている、長身のカマツカ王、Tommyさん。
お二人とも24日午前中まで仕事をされ(しかもともに観察会だそうで)、それぞれ福岡と関西から飛行機に乗ってその日の夜に仁川到着というハードスケジュールの中での御来韓だ。これはなんとしてでも成功させなければならない。

そこでわしは神様に祈願書を書いた。どうか20日くらいから天気が良くなって、25日から26日の夜にかけては採集に最適な天気となり、目的の魚が採集できますように。

はたして、それを聞いてくださったのかどうだったのか。

「今年の梅雨は異常」といわれた韓国の天気は、7月18日頃に梅雨が明け、その後19・20・21日はカンカン照りのすごく良い天気。22日・23日は天気が不安定でときより雨がぱらつくが川にはまったく影響がない程度。24日はもっと不安定だった。
21日頃の気象庁の予報で、25日は天気が良く、26・27日は雨が降るとの予報が出ていたので、我々は25日午後に集合して採集に向かうスケジュールを午前中に集合してしまい、25日のうちに回れるところは回ってしまおうということで合意。8時半に仁川のホテル前で出会う約束をした。

そして25日朝。仁川に向かう道は雨が降っていた。
仁川のホテルに着くと、雨はわずかに降る程度。ホテル前でお二人と御挨拶。荷物を積み込んでいざ出発、というときに雨脚が強くなり、仁川大橋は先があまり見えない状態にて通過することになった。


と こ ろ が だ。


第1採集地点に到着したら、雨が降っていない!
さっそく採集。川で採集し、次に近くの水路にて採集。雨は服をちょっと湿らす程度で、ほぼ降らない状況。

お昼となり、次の採集地点に移動。移動中は雨が降る!

そして、第2採集地点に到着したら、またもや雨が降っていない!
雨に降られずに採集。ドジョウを堪能した後、もうちょっと上流なら他の魚もいるかと思い、ちょっとだけ上流に移動して採集したがここでも雨は降らない!

日が暮れてきているので撤収。漢江沿いの道路を走りながら양수리(ヤンスリ 両水里)の팔당호(パルダンホ 八堂湖:北漢江と南漢江の合流地点)を眺め、ソウル市内に入ったとたんに雨。
お二人はCOEXの近くのホテルを予約されていたので、COEXにて夕食&本屋物色。ホテルに送り届けた後はもちろん雨。ただし天気予報によると、26日はそれほど雨が降らない模様。で、27日に全国的に雨の予報が出ていた。

そして翌日26日。雨が降っていない!
若干日がさす程度のカンカン照りではない、好条件にて第3採集地点での採集を行うことができた。

そして第4採集地点での採集も問題なく行うことができた。

ちょっと話のネタにと立ち寄った2018年冬季オリンピック開催予定地に降り立つと雷が。そこでトイレ&コンビニで買い物を済ませたら雨が降り出した。26日の宿所である평창(ピョンチャン 平昌)のコンドミニアムに到着するまでずっと雨だった。

そう、我々が魚をとっているあいだは、まったくと言っていいほど雨に降られなかったのだ。

では全国的にそうだったのか。とんでもない。我が家は25日も26日も断続的に雨に降られたという。

なんという奇跡!

そして27日の朝、食堂&サウナに出かけるときは雨が降っていなかったのだが、食事を終えて外に出ようとすると、既にすごい雨。雨水が川となって道路を流れ落ちている状態。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、この2011年7月27日は、ソウルにて気象観測史上最高の大雨となり、幹線は冠水、車は水没、土砂崩れが至るところで起きていた。

我々はといえば、朝9時に平昌出発。영동(ヨンドン 嶺東)高速道路をひた走って仁川空港へ。
そりゃもうすごい雨だった。前を走る車のテールランプが見えず、ハザードランプの点滅だけが見える状態で前に進む。対向車線から飛ばされた水しぶきがさらに視界を奪う。
そんな状態でも我々の行く道は冠水も土砂崩れもまったくなく、12時頃に仁川空港到着。
しかも、本土ではドシャ降りだったのに、仁川の송도(ソンド 松島)では雨がほとんど降っておらず、25日のときよりも鮮明な仁川大橋を眺める事ができた。さらに仁川空港のある영종도(ヨンジョンド 永宗島)では全然雨が降っておらず、しかも道路が乾いている状態だったのである。まるであのバケツをひっくり返したような雨がなかったかの如く。

ともあれ、無事お二人を空港に送り届ける事ができた。フライトの時間が切迫して、昼食は一緒にできなかったけれど。
それでも、こんな雨の中、3時間で平昌から仁川空港に到着するなんて、奇跡としか言いようがない。


仁川空港からわしの家に帰るに当たっても、所々土砂崩れによる通行止めが起きており、迂回しながら帰ったが、それでも土が道路まで流れ出た跡や、路肩が崩れてしまっているのを見ながらの帰宅となった。
家に帰ってテレビをつけたら、漢江沿いの88オリンピック大路や冠岳区の山が大変な事になっていて、この27日の雨は尋常じゃなかったことを実感した次第。


そんなわけで、とにかくこの3日間の天気は奇跡、まさに神の采配としか言いようが無い。
ガサガサ本編を書くにあたって、まずはこれを書かずにはいられなかった。



次はいよいよ本編です。
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コメント

非公開コメント

No title

凄い!!
あんなくそ凄い大雨の中を!!
奇跡です!
多分、ソウルキョンギドーにあの時、居なければ、
この実感は分からないだろうけど。

ブラボーです。

奇跡でしたね

アキミツさん,こんばんは.韓国では大変お世話になりありがとうございました.記事,楽しみにしていました.

あの天候の運びはほんとにこれこそ「奇跡」と呼ぶにふさわしかったですね.アキミツさんに案内していただいた
フィールドとその順序,そして移動ルート,宿,お店,すべてが完ぺきでした.すごいです!!
これからの記事にまた,その時を思い出してにやにやしながらコメント書かせていただきますね.

Re: No title

名無し様
コメント有難うございます。
ソウル近辺にお住まいの方と察します。

27日は本当にすごい雨でしたね。我々も増水で大変な事になっている川を眺めながら平昌から仁川へ移動しましたが、事故なく行けたのは奇跡だと思っています。
25日も26日も韓国は雨が降りましたが、局地的・断続的に降っていたようですね。
我々は本当に採集の間は雨の影響をまったく受ける事がありませんでした。
25日に第1採集場所にてちょっとぱらついたといっても、服がぬれたのは雨に当たった量より汗の量が圧倒的に多かったくらいです。

Re: 奇跡でしたね

Tommy様
コメント有難うございます。

> フィールドとその順序,そして移動ルート,宿,お店,すべてが完ぺきでした.すごいです!!

今思いますと、韓国の河川に住む魚の多様性を実感するならば臨津江は絶対にはずせない
選択肢だったはずなのですが、不思議と採集候補地点から最初から外されていましたね。
もし25・26日に臨津江に行っていたら、大変な事になっていたかもしれません。
実際、北のほうが雨がよく降ったようですし、27日の雨の被害も北のほうは大変な事になっています。

食事に関しては、昼食が25日・26日ともに高速道路のサービスエリアになってしまって申し訳ございません。
そのかわり夕食は「模範飲食店」の表示があるところでできて何よりです。
本屋も、魚の本が2冊ずつ在庫があって本当に良かったです。
プロフィール

アキミツ

Author:アキミツ
97年から韓国に住んでいます。妻は韓国人、子供たちは二重国籍です。
韓国の田舎で野良仕事からサーバー管理まで仕事をしつつ、ときどき川に行ってはガサガサして魚をとってます。

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