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行って来ましたイムジン河&イムジン河でガサガサ

※この記事は、2008年5月27日と28日にアップされた「旧日韓ちゃんぽん」記事です。


行って来ましたイムジン河。家から片道約80キロ。
臨津江
임진강(イムジンガン 臨津江)ですよ。



行った場所は、川を渡ったらとなりの国のようなところとか、DMZで立ち入り禁止地帯のようなところではないのだけれど、手前にはこんな風景もありますよ。さすが北に近い場所。

臨津江
この橋の下からちょっとだけ上流でガサガサしますよ。

臨津江
日曜日だけあって、人は思ったよりもいる。橋の下には公衆便所が常設されている。また今日が日曜だからか、出店を開いている人もいる。

臨津江
河原まで結構車で入り込んでいる。わしの車も恐る恐る河原に侵入。底からゴトッと音がするたびにひやひやする。

実は今回임진강まで行ったのは、魚の同好会の公式ミーティングがあったため。うまい具合にわしの休日にあたり、今回初めて参加した。


適当に挨拶しつつ、さっそくガサガサしてみる。 広い川だが、まさに「水清く とうとうと流る」という感じ。先日行った한탄강(ハンタンガン 漢灘江)と同じくらいの川幅で、水は家の前の조종천(ジョージョンチョン 朝宗川)よりもずっときれい。こりゃ川遊びしたくなる川だね。早瀬というわけではないけれど、流速は秒速1メートル以上あると思う。川底は河原同様の돌바닥(トルパダク 石底)で、ちょっと滑りやすい。反対岸まで行ってみたけれど、水深は股下まで深くはならなかった。

꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)
最初に取れたのは小さいけど꺽지(ッコクジ 和名コウライオヤニラミ コクチ Coreoperca herzi)。まぁよい滑り出しではないかと。

쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)
쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)も小さいのから大きいのまでとれる。

돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)
この写真に写っているのは돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)。배가사리(ベガサリ 和名ホタテコブクロカマツカ Microphysogobio longidorsalis)もいる。

어름치(オルムチ 和名ヤガタニゴイ Hemibarbus mylodon)
ほかの人が捕まえたものの中に天然記念物の어름치(オルムチ 和名ヤガタニゴイ Hemibarbus mylodon)が!水族館などで飼われていない野生の어름치は初めて見たよ!

※これは同じ魚の同好会メンバーではない人が捕まえていたものを写真撮影させてもらったもの


広い川はポイント探しをするのが難しい。川床のすべてがひっくり返したら魚が出てきそうな石。どこか一部が砂底になっているというのもなし。どこか一部が深くなっているというのもなし。それでもガサガサしてたら、いろいろ出てきた。

꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)
꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)。絶滅危惧2種でなければ飼育したいほど猫目が愛らしい魚。

쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)
쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)も当然のように出る。

쉬리(シュイリ 和名ヤガタムギツク シュリ Coreoleuciscus splendidus)
平均的に相当美しい個体がとれてくる。
퉁가리(トゥンガリ 和名コウライアカザ Liobagrus andersoni)もとれたが、譲ってくれという人がいたので、写真を撮る前にその人の水槽の中に入れてあげちゃった。


いっしょにガサガサしてた人の水槽。꾸구리の隣にいるのは돌상어(トルサンオ 돌(石)沙魚 和名サメガシラ 鮫頭 Gobiobotia brevibarba)。これも絶滅危惧2種。

꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)
お昼前になるとみんなで撮影会が始まった。


もうこんな感じで。皆さん良い機材を使ってる。よく見るとビデオカメラがDVCAMだったりする。(本職はシナリオライターさんだそうな)


食事がてらガソリンスタンドにて給油。
先日の記事にも書いたが、ガソリン代が馬鹿にならない。レギュラーガソリンがリッター1850ウォン。軽油が1860ウォンだって。日本円だとどのくらいになるかは、今のレートだとだいたい10で割れば正確ではないけれども目安にはなるかと。


午後からはもうちょっと別なところでガサガサ。位置的には下流になる。こちらは水の流れがもっと速い。
写真の四隅が丸く抜けているのは、デジカメを防水パックに入れて写真を撮ったため。デジカメのデフォルトが広角なので、どうしてもこれが出てしまう。ズームをすれば良いのだけれど、ちょっとズームをするとすぐにレンズが防水パックに当たってズームエラーを起こしてしまうし、パックの上から操作するのはやはりやり辛い。それでもデジカメを落としたり水没させたりするよりはマシ。

묵납자루(ムンナプジャールー 和名チョウセンボテ Acheilognathus signifer → Tanakia signifer)
ここで묵납자루(ムンナプジャールー 和名チョウセンボテ Acheilognathus signifer → Tanakia signifer)が来ましたよ。絶滅危惧種ですよ。キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!って感じですよ。こいつに会いに臨津江まで来たようなものですから。

※ここは当時「絶滅危惧1種」と書いていたが、現在絶滅危惧2種に指定されている。思えばこれが初めて묵납자루と出会った瞬間でありました


ほかの人たちは참게(チャムゲ 和名チュウゴクモクズガニ Eriocheir sinensis)を捕まえてる。よく見たら蛇も入ってるじゃないか。^^;;;;

꾸구리(ックグリ 和名ズナガドジョウカマツカ Gobiobotia macrocephala)
ここでも꾸구리がよく取れます。いやぁ本当にいいところだなぁ。

※旧日韓ちゃんぽんにも明かさなかったけど、実はこの場所、2009年に臨津江で水難事故があった場所だったりする。車がすれ違えない土手の上を延々と走って着いた場所だし、今後はもう二度とこの場所へは行かないかもなぁ。

묵납자루(ムンナプジャールー 和名チョウセンボテ Acheilognathus signifer → Tanakia signifer)
묵납자루は未成魚。もうちょっと大きくなるし、色やらヒレやらが特徴的な色合いになる。

묵납자루(ムンナプジャールー 和名チョウセンボテ Acheilognathus signifer → Tanakia signifer)
タナゴ類はおおむね水草のあるところや砂底で二枚貝が住んでいるところにいるが、묵납자루は石底になっているところに住んでおり、石と石の隙間に身を隠し、またその隙間に二枚貝がいれば繁殖に利用するとのこと。

20080525155152.jpg
こいつは묵납자루ではないと思われる。その場にいた人たちではちょっと同定が難しかった。

※今見ると色の薄くなってしまった묵납자루に見えるけどなぁ。当時その場には専門家もいたので、묵납자루と何かの交雑種と判断したのかもしれない。


この写真は何かというと、道を通過する車に「防疫」のための消毒薬を散布しているところ。行きと帰りにたっぷり浴びせられた。

それにしても、臨津江は本当に良い所だった。とれた魚はみんな小さかったけど大満足。片道1時間半かかるところが痛いところ。これが片道45分くらいだったら、毎週行きたくなってしまうなぁ。

※現在は一部区間にバイパスができたので、わしの家から1時間ちょっとで行く事ができるようになった。それでも手軽に行ける場所と言うわけではないけれどな。

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tag : 臨津江方面

コメント

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No title

こんばんは
イムジン河で魚採りってなんか凄い響きですよね。
私も行ってみたいです。
ヤガタニゴイはかっこいいですね~
天然記念物でも、採集だけなら出来るのが羨ましいです。
この辺は、もうちょっと日本も考えてほしいです。

Re: No title

アヤヨシ様
コメント有難うございます。

> イムジン河で魚採りってなんか凄い響きですよね。
> 私も行ってみたいです。

さすがに国境付近は立ち入り禁止ですが、臨津江には川遊びをすることのできる場所があります。
本当に良いところですよ。でも天候に左右されやすいのです。雨が降るとあっという間に水かさが増すようです。ですから、安全性を考慮すれば計画的に行く事ができないのが残念です。


> ヤガタニゴイはかっこいいですね~
> 天然記念物でも、採集だけなら出来るのが羨ましいです。

こんなことを書くと、専門家の方々や環境保全に携わっている方々に怒られてしまうかもしれませんが、本当は、天然記念物も絶滅危惧種もとってはいけない事になっています。でも、韓国はひとつの川にすら何十種類もの魚や生物が生息しているために、ガサガサや釣りをすれば何かしら入ってきてしまうのです。

No title

ありゃ
やっぱり駄目なんですか?!
実は以前本で、釣ったり獲ったりするだけなら大丈夫みたいな事が書いてあったもので。
暗黙の了解的なもんなんでしょうね。

ありがとうございます。
プロフィール

アキミツ

Author:アキミツ
97年から韓国に住んでいます。妻は韓国人、子供たちは二重国籍です。
韓国の田舎で野良仕事からサーバー管理まで仕事をしつつ、ときどき川に行ってはガサガサして魚をとってます。

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