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汶湖川夜ガサガサ

またもや仕事が遅くなった帰りに川へ行ってきた。
今回は문호천(ムノチョン 汶湖川)。もう何度も足を運んだ事のある川だが、行く度に川原が工事されてその形が変わっている。もしかして今回もまた変わっているのではないかと思いつつ、川に下りてみると、やっぱりまた変わっていた。

まともに写っていない夜景で毎度申し訳ない。
今回の目的は、我が家にいるデルヘッジ様をはじめとする肉食系の魚たちのエサとりである。あまりに大きいのは持ち帰りできないが、そこそこの大きさまでならOK、小さいのならなおOKということで採集してみた。



まずはタナゴ。납자루(ナプジャールー 和名ヤリタナゴ Acheilognathus lanceolatus → Tanakia lanceolata)が8割に줄납자루(ジュルラプジャールー 和名チョウセンイチモンジタナゴ Acheilognathus yamatsutae)が2割といったところ。年を追うごとに납자루の数が増してきているようだ。いつぞやは4割の5割で残り1割は각시붕어(カクシブンオ 和名ウエキゼニタナゴ カラバラタナゴ Rhodeus uyekii → Rhodeus sinensis)だったりしたのにな。

민물검정망둑(ミンムルコムジョンマンドゥク 和名ヌマチチブ Tridentiger brevispinis Katsuyama)
以前は流れの速くなっているところはごく一部区間だけで、その区間が終わった下流部分の水が緩やかに渦を巻いているようなところで割と大きな個体の피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)がとれたりしたのだけど、今回はそのような場所がことごとくなくなってしまい、どういうわけか長い早瀬が出来上がっていた。そしてその作られて間もない早瀬にいたのが밀어(ミルオ 和名不明 ヨシノボリの一種 Rhinogobius SP.)と민물검정망둑(ミンムルコムジョンマンドゥク 和名ヌマチチブ Tridentiger brevispinis Katsuyama)。민물검정망둑はかなりの個体数がいるようだった。

밀어(ミルオ 和名不明 ヨシノボリの一種 Rhinogobius SP.)
早瀬にて網にかかった밀어(ミルオ 和名不明 ヨシノボリの一種 Rhinogobius SP.)の中で、体色が薄い黄褐色の個体がいた。しかもそいつ、背びれから尾びれにかけての大きなうろこが青く輝いていた。写真ではちょっと分かりにくいかもしれないが、癒されたので写真を撮ってみた。


ネコヤナギの下をガサガサしてみた結果……なんてこったい外来魚。両脇は납자루。こういう場所ではこの辺りだと참갈겨니(チャムカルギョニ 和名不明 カワムツの新種 チョウセンカワムツ? Zacco koreanus → Nipponocypris koreanus)が潜んでいるのだけどなぁ。

모래무지(モレムジ 和名カマツカ Pseudogobio esocinus)
わずかに残った砂地にて모래무지(モレムジ 和名カマツカ Pseudogobio esocinus)をゲット。

今度は早瀬の上流側に行ってみた。ここには橋があり、その橋の下から上流側ということだ。こちら側は以前は大きな石がゴロゴロするだけの、ガサガサをする分には非常にやりにくい場所だった。なにしろ川の本筋はめくる事のできない大きいサイズの岩がゴロゴロしていて深く、周辺は浅いが大きい石を蹴ったりめくったりしてもその石の下には同じような大きい石があって、魚たちはみんな下のほうへと入り込んでしまうだけだったからな。ところが今回、こちらは良い感じに砂地や石底や泥底が織り交ざっていた。


マツモムシが数匹オールをこいでいた。韓国では송장헤엄치개(ソンジャンヘオムチゲェ)というらしい。直訳したら「死体泳ぎ」か?

돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)
石をめくったり、小石が川底の流れのある場所では돌마자(トルマジャ 和名ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis)がいた。


やはり石をめくってみると、こちらでは민물검정망둑や밀어に混じって새코미꾸리(セコミックリ 和名ハナジロドジョウ Koreocobitis rotundicaudata)が。春を感じて川底での冬眠から覚めて上がってきたのだろう。こいつがとれるのは希望的だ。

今までとれていたのに今回とれなかった魚種としては、대륙종개(デェーリュクジョンゲェ 大陸條鰍 和名不明 continental stone loach = タイリクフクドジョウ? Orthrias nudus)、누치(ヌーチー 和名コウライニゴイ Hemibarbus labeo)あたりがちょっと残念なところか。今回は누치の代わりに참마자(チャムマジャ 和名ズナガニゴイ Hemibarbus longirostris)がとれた。

참마자(チャムマジャ 和名ズナガニゴイ Hemibarbus longirostris)
참마자。右目のところにちょっと現れているが、누치や참마자を夜に採集するときには、この目が非常に特徴的に見える。「空間を歪ますような感じで白く光る」と表現したら良いだろうか。

모래무지(モレムジ 和名カマツカ Pseudogobio esocinus)
今回一番大きいのでこのくらいのサイズ。いつもなら피라미(ピラミ 和名オイカワ Zacco platypus)か참갈겨니(チャムカルギョニ 和名不明 カワムツの新種 チョウセンカワムツ? Zacco koreanus → Nipponocypris koreanus)でこれより大きな個体がとれているところなのだが、今回はこんなものか。
我が家のデルヘッジ様は体長35センチなのでこのクラスでもエサになることはなるのだが、この大きさでは消化に相当時間がかかりそうなので、こいつはリリース。

小さいのを中心に、いろんな魚を適当にお持ち帰り。민물검정망둑は気が荒いのでエサとしてどうかと思ったが、一応一部だけもってきた。
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コメント

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No title

アキミツさま

ご無沙汰です。
今回もいろいろと採れていますね。
いつ見ても、韓国の淡水魚はいいですね。

Re: No title

らいあます様
コメント有難うございます。
お変わりありませんか。
こちらは3月の中旬になって大慌てで春がやってきたような感じです。そちらは入学式シーズンを前に既に桜が咲いて散ってしまったところもあるようですね。
今年はなんだか自然界が慌しいような感じですが、今年もたくさんの魚種と出会えたら良いなと思っております。

No title

アキミツさま

そうですね。この春はなんだか騒々しい感じです。

桜は意外に持ったようで、ここ数日の嵐までは、十分に見れました。
この前の週末は、博物館のある青葉の森公園は花見客でいっぱいでした。

これからサンプリングの季節ですね。
私も、是非行きたいですが、mixiをごらんいただければ分かりますが、今の相手は深海魚です・・・。
刺激のある魅力的な魚ですが、体を使ったサンプリングとは全くかけ離れています・・・(泣)

Re: No title

らいあます様

深海魚写真拝見しましたよ。
いいですねぇ。生きて活動しているときの姿を直に眺めてみたいものですね。
深海魚を水圧や浸透圧から保護して、簡単に地上の水槽で観察できるような方法が見つかると良いのに、とずっと考えてきました。
それにしても、太平洋側の港からちょっと沖合いに出るだけで深海魚に出会える場所がいっぱいというのは、日本という国が世界的に見ても海洋方面に恵まれている国なのだ、と言う事を実感します。

No title

こんばんは

ヨシノボリが綺麗ですね~
暖かくなってきて、婚姻色が出てきましたね。

トウヨシノボリに似ていますが、少しオオヨシノボリのオーラも感じます。
やっぱり日本のヨシノボリとは違いますね。

マツモムシは嫌いですね。今まで何度か刺されましたよ~

Re: No title

アヤヨシ様
コメント有難うございます。

> ヨシノボリが綺麗ですね~
> 暖かくなってきて、婚姻色が出てきましたね。

ヨシノボリも春を迎えていると言う事でしょうかね。
オスは真っ黒です。正確にはかなり暗い灰色ですね。背びれやら口の周りやらが白とか青とかに彩られています。第一背びれの長いのと短いのとが混在しているようです。


> マツモムシは嫌いですね。今まで何度か刺されましたよ~

それ自分も経験あります。今回は手袋が冬用というかダイバー手袋でしたので問題ありませんでしたが。
プロフィール

アキミツ

Author:アキミツ
97年から韓国に住んでいます。妻は韓国人、子供たちは二重国籍です。
韓国の田舎で野良仕事からサーバー管理まで仕事をしつつ、ときどき川に行ってはガサガサして魚をとってます。

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